永野護の同名作品を原作1巻のエピソードを中心に映画化。星団暦2988年、惑星アドラーでは、高名な科学者バランシェが製作した、新しいファティマのお披露目が近づいていた。名人が作ったファティマのマスターに選ばれんと、星団中から腕に覚えのあるヘッドライナーたちがぞくぞくと集まる中、バランシェの友人レディオス・ソープがアドラーに降り立った。

2050年、地球に残った人類の春日きょうだい(大東駿介、山本千尋、タモト清嵐、壇蜜、春日光一)は、キルギス星人による地球侵略を阻止するため、強化スーツ“シルバー”などを手に2015年に移動する。きょうだいの依頼でロボット工学者の紅健一郎(吉沢悠)が巨大ロボット“レッドバロン”を製造し、健一郎の弟でボクサーの健(渡部秀)がレッドバロンの操縦者になり……。