笹沢左保の代表作である股旅物を、菅原文太主演で映画化した痛快時代劇シリーズの第1弾。友人の身代わりとなって流人となった紋次郎が友人の裏切りを知り、島抜けして復讐を果たすまでを大スケールで描き上げる。

有能だが見た目の冴えない人権弁護士ローマンが、自身の務める法律事務所の不正を知る。さらに頼まれた殺人事件の裁判でも不正に出くわし、窮地に陥ってしまう……。デンゼル・ワシントン主演による人間ドラマ。

米・ソの刑事コンビが麻薬組織に挑むという破格のスケールで繰り広げられるヴァイオレンス・ポリス・アクション。アメリカに逃亡したマフィアのボスを追う堅物刑事をアーノルド・シュワルツェネッガーが熱演する。

元FBI心理分析官テリー・マッケイレブは2年前、連続殺人犯“コード・キラー”を追跡中、突然心臓発作で倒れてしまい、犯人を捕り逃す。心臓を移植して何とか一命を取り留めたテリーは早期退職し、現在はクルーザーでの隠居生活を送っている。そんな彼の前にある日、グラシエラと名乗る見知らぬ女性が現れた。そして、自分の姉を殺害した犯人を探してほしいと依頼する。心臓移植したことを理由に断るテリーにグラシエラは、その心臓が殺された姉のものであることを伝える。その事実がテリーを再び捜査の現場へと引き戻すことになったのだったが…。

ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演のアクション・ムービー。暗黒街で炸裂する銃、そして、鉄拳。兄と弟、それぞれの役を1人でこなす彼の、迫真の演技は見もの。

松本清張の大ベストセラー推理小説『点と線』出版の同年に製作。松本清張ファン、本格ミステリー映画ファンには必見の1作! 東京駅4分間のからくりを発端にして、情死事件と判断された完全殺人犯罪を、警視庁捜査二課の刑事が、南は九州、北は北海道と推理の糸を拡げ、遂に真犯人の末路に至るまでを描くサスペンスドラマ。 博多郊外の香椎潟海岸の岩の上で男女の2遺体が発見される。地元警察の見解は、合意の上の心中と断定される。遺体の身元は、××省××局課長補佐・佐山と赤坂の料理割烹の女中・お時と断定される。そして、お時の同僚であった八重子が事情聴取され、佐山とお時の出発の際の姿を、東京駅で見かけたことを供述する。だが、この情死事件に得心のゆかない鳥飼刑事。事件後1ヶ月、警視庁二課・三原刑事が鳥飼刑事のもとを訪れる。この情死事件と汚職事件の関わりをにらんでのことだった。事件現場や目撃者証言からさらなる疑惑を深める三原。東京駅に帰着した三原は東京駅で二人を見かけた八重子の証言を思い出す。気の遠くなるようなダイアグラムの調査で出た結果とは、13番ホームから15番ホームを見渡せるのは、1日で4分間しかないとう事実だった。ここから新たな容疑者として、安田辰郎という機械商人の姿が浮かび上がる。だが、安田には事件当日、北海道に出張しているという完全なアリバイがあったのだった。果たして、その真相の裏に隠されたものとは…。

LAを震わせる連続猟奇殺人。事件を担当することになった刑事ジャックは、ジムとコンビを組んで捜査を開始。だが、新たな被害者はジャックの前妻だった……。スリリングなサイコ・サスペンス。