殺し屋組織の幹部高川から、プロと認められ得意満面の星は、愛人眉子を同乗させた車で、殺しの現場を通過して帰途についた。高川から電話が来た。「女連れで現場へ行くとは何ごとだ。すぐ逃げろ」。星はいつの間にかいなくなった眉子に疑惑を抱いた。また高川より電話が入った。「明日、眉子を消せ!」翌日、星は眉子が教会から出て来るところを射殺した。この殺しの報酬には、高級マンションと数人の裸女との酒池肉林があった。そんなある日、星は、死んだはずの眉子を見た。彼女は、乳房の下にカバーをしており、勿論彼女は無傷。彼女は高川の情婦で、星の監視役だったのだ。憎しみ合う二人だったが、いつしか陶酔の夜に溶けこんでいくのだった。翌日、高川が憔悴してやって来た。組織から見放され、殺し屋に追われていた。そして、その夜、巨大な殺し屋西郷が、高川と眉子と星を襲い、高川を殺した。翌日、腹話人形マリオの声で、星に電話が入った。教会へ来い、と言うのだ。教会に出向いた星は慄然とした。キリストの立像に眉子が、股倉を赤く開いてぶら下がっていたのだ。その後も殺し屋に狙われた星は、ライフルケースを抱え、地方の小都市へ落ちて行った……
映画やテレビなどからの引用、パロディ、ギャグが満載の傑作艶笑ポルノ。渡世内の名花とうたわれる日陰花のおいくが女郎屋・広満一家に帰って来る。広満一家のシマ内に取って代ろうとする金辰一家は広満一家で人気の名器三女郎に挑戦させようと人造整形の逸物を持つ色道三兄弟を呼ぶ。
エロ劇画を描いている小多魔の助手・鼻輪は絵は下手だし仕事も遅い。その彼には制服を見ると欲情するという奇癖がある。彼は婦人警官の陽子に憧れていた。陽子は真面目そのものだが、家に帰るとエロ劇画の愛読者である。その中には小多魔の痴漢ものもあった。