一度キレたら誰にも止められない“雄牛”という異名で恐れられた男ドンチョル。今では市場で働きながら、愛する妻ジスと慎ましやかに暮らしている。一途なジスの存在が、荒んだ生活を送っていたドンチョルを闇の世界から戻してくれた。ある夜、些細な諍いでジスを怒らせてしまったドンチョルは急いで自宅に戻るが、そこにジスの姿は無く部屋が荒らされていた。そして、ドンチョルの携帯に何者かから電話が入る。電話の主はジスを誘拐したと言うが、ドンチョルに身代金を要求するのではなく、逆に金を渡すからジスの事は忘れろと提案してくる。誘拐犯の目的は一体何なのか。警察の捜査はままならず、怒りに震えるドンチョルはジスを救うために独自で動き出すが―。

プロフェッサーX率いる“X-MEN”は、人類抹殺計画を企てたマグニートー一味を倒し、マグニートーを牢獄に幽閉。人間との共存による平和が訪れるかに思われた。しかし、人類のミュータントに対する偏見や嫌悪はやがてX-MENたちにも向けられていく。そんな時、謎のミュータントによる大統領暗殺未遂事件が発生する。これにより、人類はミュータントの脅威に改めて恐れおののき、反ミュータント運動を加速させる結果となる。そして、その運動の先頭には、ミュータントへの生体実験を噂される元陸軍司令官で大富豪のストライカーがいた。

200X年。人類は新たな「差別法案」の立法化を目指していた。それはDNAの突然変異により超人的なパワーを持つ“進化した人類=ミュータント”を社会から合法的に迫害するものだった。人類との共存を目指すプロフェッサーX率いるミュータント集団X-MENは、人類の滅亡をもくろみテロ活動を企てるマグニートーたちと全面対決に突入していく!

ブレイドはヴァンパイアと人間との間に生まれた混血で、人間を脅かすヴァンパイアを抹殺するために闘うヴァンパイア・ハンターだ。彼は母親を死に追いやった宿敵のヴァンパイア、フロストを追っていた。フロストは世界征服を狙い、暗黒院の書庫で古代予言書「マルガの書」をコンピュータで解読し、12人のヴァンパイアを生け贄に全能の力を得ようと企んでいた。ブレイドは彼らのアジト暗黒院に潜入、フロストがマルガを呼び起こす儀式を阻止しようとする。

メカの天才スカッドを新たな相棒にしたブレイドは、ヴァンパイアのアジトを襲撃。とらわれた相棒ウィスラーを取り戻すがその矢先、今度は逆にブレイドの隠れ家が発見されてしまう。戦闘態勢を敷くブレイドたちだが、現われたヴァンパイア部隊は休戦を申し入れてきた。人間もヴァンパイアも根絶させたい新種族リーパーズに対抗するため、一時的に手を結ぼうという。ブレイドはウィスラーら仲間に反対されるが、提案を受け入れる。

社会に紛れたヴァンパイアと戦う闇のヒーロー、ブレイドは敵のひとりを射殺するが、相手がヴァンパイアの奴隷と化した人間だったことから殺人犯として拘束される。相棒ウィスラーの娘アビゲイルと武器の達人ハンニバル・キングに救われたブレイドは、2人の案内で人間のヴァンパイア・ハンター組織“ナイトウォーカー”と合流する。組織は彼に、かつてはドラキュラと呼ばれたヴァンパイアの始祖・ドレイクが復活したことを告げる。

とある廃校で一人の幼い少女が、四人の友達とおにごっこの最中、彼らの度を越した追い込みにより殺害される。それから数年後、そのことを秘密として誓い合った彼らは高校生となりプロムを迎えようとしていた。