旧約聖書の世界を、1966年に名匠ジョン・ヒューストンが空前のスケールで映画化した作品。“ノアの方舟”“アダムとイヴ”など、旧約聖書に盛り込まれたエピソードの数々を、壮大な映像によって描き出す。
オリジナリティ溢れる作風で世界的にファンの多いクリエイター、ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノが東京を舞台に競作した豪華なオムニバス・ムービー。 ミシェル・ゴンドリー監督「インテリア・デザイン」──映画監督の恋人と上京したばかりのヒロインに降りかかる不思議な出来事を綴るファンタジー・ストーリー。主演は藤谷文子と加瀬亮。映画監督の恋人アキラと一緒に上京してきたヒロコ。高校時代の同級生アケミの部屋に居候しながらバイト探しを始める2人だったが、アキラとは対照的に都会の水になかなか馴染めないヒロコは、次第に疎外感を感じ始める。 レオス・カラックス監督「メルド」──監督の盟友ドニ・ラヴァンが東京中を震撼させる謎の怪人に扮する不条理劇。マンホールの中から突然現われては、街中で奇行を繰り返し、道行く人々に危害を加える神出鬼没の謎の男メルド。メディアでも大きく取り上げられ、いつしか“下水道の怪人”と呼ばれ、東京の人々を恐怖に陥れるメルドだったが…。 ポン・ジュノ監督「シェイキング東京」──香川照之と蒼井優を主演に迎え、引きこもり男とピザの宅配少女との奇妙な心の交流を描くファンタジー・ラブストーリー。10年間引きこもりの生活を送る一人の男。土曜日には必ずピザを頼むその男の家に、その日、配達に来たのは美しい少女だった。思いがけず、少女と見つめ合ってしまう男。その瞬間、突然大地が揺れ、少女は気絶してしまうのだが…。
<モンマルトル編>駐車できる場所を探し求めてモンマルトルの坂道を走り回った末、ようやく見つけたスペースにマイカーを滑り込ませた男性主人公は、すぐ近くで女性が行き倒れとなっているのと遭遇する。<セーヌ河岸編>2人の悪友とともにセーヌ河岸に陣取って、道行く女性たちの品定めをしていたフランソワ。偶然目の前で転んだアラブ系の若い女性を助け起こした彼は、彼女の美しさにたちまち魅せられる。その他、計18話。
物語の舞台は韓国の釜山、テーマは愛という条件で、監督たちが自由に撮り上げた3本のオムニバス・ムービー。ウィシット・サーサナティヤン、チャン・ジュヌァン、行定勲の個性豊かな3人の監督が、それぞれの釜山と愛のドラマを映し出す。行定監督編「Kamome」では、吉高由里子とソル・ギョングが共演。タイのスパイの悲恋物語「IRON PUSSY」や釜山出身のカン・ドンウォンとソン・ヘギョ共演の「LOVE FOR SALE」など力作がそろう。