ジェームズ(ルーク・トレッダウェイ)はギターを手に、ストリートミュージシャンとして日銭を稼いでいた。ドラッグ更生プログラムの最中のある日、彼はヘロインを摂取して病院に搬送される。退院後、彼が更生担当者ヴァル(ジョアンヌ・フロガット)が用意してくれた部屋に入居すると、どこからか茶トラの猫(ボブ)が迷い込む。ジェームズは、猫の飼い主を捜そうとしたが、見付けることができなかった。

教会で働くケラーから殺人の懺悔を聞いた神父ローガン。だが、状況証拠から神父自身が犯人にされてしまう。聖職者の彼は懺悔の内容を語ることができず……。戒律に挑戦した異色のサスペンス。

ブラックメタル黎明期の中核的存在だったノルウェーのバンド、メイヘム。実在する伝説的バンドが暴走する青春と狂乱の日々を、ロリー・カルキンやジャック・キルマーら若手スター共演で描いた音楽青春ドラマ。

2人の娘を連れて、ニューヨークからロサンゼルスに越してきた新米シングルマザーが、なりゆきで、ハリウッドでの成功を夢見る若い男性3人を自宅に住まわせることに。

ロサンゼルス。私立探偵のギテスは、建設会社の経営者バーマンから妻キティの浮気調査を依頼される。だが、浮気現場を押さえたバーマンが相手の男を殺害してしまう。しかもその被害者は、バーマンの会社の共同経営者であるボディーンだった。ところが、凶器はボディーンのものだったことなどからバーマンは無罪放免に。また浮気現場で盗聴していたテープには、かつての案件で出会ったイヴリンの名とその娘のことが語られていた。そしてギテスは、単純に見えた今回の依頼の背後に巧妙な策謀が存在することを嗅ぎつけ、バーマンのもとへ行き着くのだが…。

1930年代のアメリカを荒らしまわった実在の強盗ファミリー、ケイト・バーカー一家を事実に忠実に描いたバイオレンス映画。不況で家を失いそうになったケイトは夫に別れを告げ、4人の息子を連れて旅に出る。物見遊山であちこちの町をまわりながら銀行強盗を繰り返す一家。だが、一攫千金を狙って富豪ベンドルバリーの誘拐を企てたことから歯車が狂い始める……。