2001年9月11日のその翌日、ミッチ・ネルソン大尉は、最も危険な対テロ戦争の最前線部隊に志願し、特殊作戦の隊長に任命される。わずか12人でアフガニスタンへ乗り込み、反タリバンの地元勢力を率いるドスタム将軍と手を結び、テロ集団の拠点マザーリシャリーフを制圧するのだ。だが、現地に着いた彼らに、次々と予期せぬ危機が襲いかかる。敵の数はまさかの5万人、しかも彼らは米兵の命に高額の懸賞金をかけていた。さらに、将軍から険しい山岳地帯で勝利を収めるための最大の武器は、ほとんどの隊員が1度も乗ったことのない“馬”だと言い渡される。
たった60分で文明を荒廃させた最終戦争後の世界。残された人類は空や海、そして地を這う車輪の上に移動型の都市で創り出し、他の小さな都市を"捕食"することで資源や労働力を奪い生活している。"都市が都市を喰う"、弱肉強食の世界へと姿を変えたこの地上は、巨大移動都市"ロンドン"によって支配されようとしていた。他の都市を次々に飲み込み成長を続けるロンドンを前に、小さな都市と人々が逃げるようにして絶望的な日々を送る中、一人の少女が反撃へと動き出す。
第2次世界大戦下のロンドン。児童養護施設に暮らす少年ピーターは、しばしば子どもたちが姿を消すことを不審に思っていた。ある日、彼は空飛ぶ海賊船が子どもをさらっていた事実を知るが、自身も連れ去られてしまう。たどり着いたのは不思議な世界ネバーランド。そして海賊の長、黒ひげはその世界を支配しようとたくらむ悪党だった。やがて、謎の青年フックとともに脱走したピーターは、先住民の集落へと逃れる。