天国のダイスケへ〜箱根駅伝が結んだ絆〜 (2003)
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天国のダイスケへ〜箱根駅伝が結んだ絆〜 (オリジナルタイトル)
StoryLine
原作は『僕、死ぬんですかね』(佐藤忠広:著、第5回報知ドキュメント大賞受賞作品)。 第73回(1997年)・第74回(1998年)の箱根駅伝で拓殖大学の選手として活躍し、23歳の若さで夭折した実在のアスリート・佐藤大輔の活躍と闘病を、架空の人物・飯田洋平の視点から描いたドラマである。テーマは「人の絆」。新春の箱根路を走る大学生たちのたすきを通じて、生きることの大切さ、人の絆の大切さを切々と伝えている。 放映された1月2日は、第79回箱根駅伝の往路(東京・大手町→箱根・芦ノ湖、5区間107.2km)が行われた日で、拓殖大学も参加していた。 主演の福山雅治は、このドラマの音楽も手がけている。なお、劇中で流れていたインストゥルメンタルのテーマは、後に『蛍』として歌詞が付けられた。 佐藤大輔役の小栗旬はこのドラマのために、坂本雄次からランニングの指導を受けた。 また、1998年に行われた第74回大会の映像が実際に使われており、当時の模様をリアルに再現している。洋平がナレーションで自身の心境を語るドラマの序盤とラストには、第79回大会の往路の映像が使われている。エンドロールでは、生前の佐藤大輔が第74回大会で復路9区を走る映像が流れた。 視聴率は9.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。 佐藤大輔の地元である福島県では高視聴率であり、再放送されている。