BARに灯ともる頃 (1989)
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Che ora è (オリジナルタイトル)
StoryLine
ティレニア海沿いの小さな港町チヴィタヴェッキア。タクシーから降りた初老の男(マルチェロ・マストロヤンニ)は兵役中の一人息子ミケーレ(マッシモ・トロイージ)と久々に再会。初めての父子二人きりの一日。BARで打ち解けた二人は、トラットリアで昼食。ミケーレは父から機関士だった祖父の形見の懐中時計を贈られて喜ぶ。父子はそろって町を散歩し楽しいひとときをすごすが、ささいなことで喧嘩。仲直りに入った映画館で、ミケーレは父の居眠りのすきに恋人ロレダナ(アンヌ・パリロー)に電話。それに気づいた父はすねて強引に息子の恋人を訪ねることを決めてしまう。恋人と彼の父親の突然の訪問にロレダナは驚きながらもあたたかく迎えた。夕暮れ。ミケーレのなじみのBARで、彼と親しい店主のピエトロから、知らされていなかった息子の就職先や将来の計画を聞かされて驚く父。別れの挨拶もそこそこに立ち去ろうとする父をミケーレは追う。口論になる二人だが、二人はお互いの絆を確かめあうのだった。