東ドイツで開催されることになった国際文化フェスティバル。アメリカ合衆国代表だった指揮者が参加を取り止めたため、アメリカ合衆国で国民的人気を誇るロック歌手ニック・リバースが招待される。しかし、この文化祭はあくまでもカモフラージュであり、東ドイツの真の目的は誘拐した天才科学者に強力な新兵器を開発させ、それによる世界征服を行うという恐ろしいものだった。そうとは知らないニックは、ひょんなことから科学者の娘ヒラリーを助けてしまい、世界の存亡をかけた戦いに巻き込まれてしまう。

UCLAの学生で詩の才能を高く買われていたジム・モリソン。ロックバンド・ドアーズを結成すると「ハートに火をつけて」が大ヒット。やがてカリスマ的な存在となるも、パフォーマンスがわいせつと非難されるように。恋人のパメラはそんな彼の奇行を心配し…。

極寒の地で活動する売れないバンド、レニングラード・カウボーイズ。彼らは悪徳プロモーターにそそのかされてアメリカへと旅立つ。さらにそこからメキシコへと向かうことになった彼らは、新たな音楽を吸収し、人気バンドへと成長していく。 本作に出演した実在のバンド、スリーピー・スリーパーズが、後にレニングラード・カウボーイズとして活動することになる。