元禄14年、江戸城内での刃傷沙汰により、赤穂藩主・浅野内匠頭は即日切腹で、赤穂藩は取りつぶし、一方、吉良上野介はおとがめなしとなる。この理不尽な裁断の裏には、幕府の体制を維持しようとする、時の権力者・柳沢吉保と、吉良の嫡男を藩主とする上杉家米沢藩の江戸家老・色部又四郎の采配が働いていた。赤穂藩家老の大石内蔵助は、ただちに軍資金を確保すると、赤穂浪士の同志たちとともに吉良邸討ち入りの機会をうかがう。

ある日、国鉄蒲田操車場構内で扼殺死体が発見された。被害者の身許が分らず、捜査は難航した。が、事件を担当した今西、吉村の両刑事の執念の捜査がやがて、ひとりの著名な音楽家・和賀英良を浮かび上がらせる…。

アメリカ人ハリーはある時、旧友からある助けを求められた。それは、日本滞在中にヤクザ組織の東野組に誘拐された旧友の娘の救出。東野組とビジネスを交わしていた旧友がトラブルを引き起こしたことがその原因であった。また、旧友はハリーがかつて進駐軍兵士として日本にいた頃、彼にある恩義ができたヤクザ幹部・田中健に協力させれば奪還できると判断した。こうして仕方なく日本へ向かったハリー。だが、再会した健は既にヤクザの世界から足を洗っていた。

「新しき世界」のファン・ジョンミンとイ・ジョンジェが7年ぶりに共演したノワールアクション。凄腕の暗殺者インナムは引退前の最後の仕事として、日本のヤクザ・コレエダを殺害する。コレエダの義兄弟だった冷酷な殺し屋レイは復讐のためインナムを追い、関わった者たちを次々と手にかけていく。一方、インナムの元恋人は彼と別れた後にひそかに娘を産みタイで暮らしていたが、娘が誘拐され元恋人も殺されてしまう。初めて娘の存在を知ったインナムは、彼女を救うためタイへ急行。そしてレイもまた、インナムを追ってタイへとやって来る。2人の戦いは、タイの犯罪組織や警察も巻き込んだ壮大な抗争へと発展していく。「チェイサー」「哀しき獣」などの脚本家ホン・ウォンチャンが監督・脚本を手がけ、「パラサイト 半地下の家族」のホン・ギョンピョが撮影監督を担当。

この作品は市川雷蔵が〔1962年〕上半期の「破戒」にひきつづいてその意欲を傾ける野心作です。 内容は、"白色テロ""人心かく乱""諜報活動"などの現代的な問題を、非人間的に徹した忍者という異様な存在を通してあます所なく描破した村山知義の原作を高岩 が脚色したものです。多くの人材が輩出し、また技術的にも飛躍的な発展を遂げた忍者の最盛期、戦国時代を舞台に、安土城を築き天下を掌握して得意絶頂の織田信長に対抗する伊賀忍者の群れ、また、虚々実々、お互いの勢力拡張にしのぎを削る忍者同士の惨忍、酷薄な斗争などが、百地三太夫、石川五右エ門という師弟の縁につながる二人の血で血を争う斗いを中心に雄大なスケールで描かれます。

前作で描かれた人類とKAIJUの死闘から数年が経過し、平穏が戻っていた地球。しかし進化を遂げたKAIJUが再び姿を現した事で、つかの間の平和は脆くも崩れ去る―。さらに、謎の黒いイェーガ―"オブシディアン・フューリー"の出現により、人類を守るはずのイェーガ―同士による激しい戦いも発生。果たして、スタイリッシュに洗礼されパワーアップした新世代のイェーガーに乗り込む若きパイロット達は、迫りくる危機を乗り越える事は出来るのか。