妻子を顧みず仕事に打ち込んできた会社員の俊介は、妻との仲も修復が難しいほどに冷え切っていた。次第に息子や娘との関係もぎくしゃくし、一家は崩壊寸前に思えた。そんな中、同居する父親が認知症になり、俊介はそれまでバラバラだった家族を取り戻そうとある提案を持ち掛ける。
名優アンソニー・ホプキンスが認知症の父親役を演じ、2度目のアカデミー主演男優賞を受賞した映画。老いによって記憶と幻想の境界が崩れていく父に、娘は戸惑いを隠せない。そんな揺れる絆を、父親の視点から描き出している。
66歳のミジャは、釜山で働く娘に代わって面倒を見ている中学3年生の孫ジョンウクと2人暮らし。ある日彼女は、偶然目にした広告がきっかけで詩作教室に通い始める。講師のアドバイスに従い、小さなノートを手に周囲に目をこらしては、感じたことをメモし、美しい言葉を探し求めていく。
仕事を通して出会ったヘッドハンターとアート・ディレクターが意気投合。相性ぴったりの2人は、恋愛感情抜きで体だけの理想の関係を始めることにするが...。
亡き父のボートでミシガン湖へクルーズに出たミッチ。航行中、突然墜落したセスナ機の残骸に衝突。パイロットと思われる男を救助した。すぐさまケガの応急処置を施すも、なぜか男はナイフを片手にミッチに対して警戒するのだった。やがて、衝突の衝撃でモーターが故障していたことが判明し、ミッチはボートを漕ぎ始める。
山口県・萩市を舞台に、アルツハイマーの妻を支える夫と家族の愛を描いた、12年の真実の物語。