闘牛士の家系に生まれた心優しい男の子マノロは、幼なじみのホアキンやマリアといつも一緒に過ごしていた。やがてマノロとホアキンは、美しく成長したマリアに恋をする。祝祭「死者の日」に彼らの三角関係を見つけた死者の国の支配者ラ・ムエルテとシバルバは、将来どちらがマリアと結婚するかを賭けることに。ホアキンに賭けたシバルバは強大なパワーを持つメダルを彼に渡してマリアを惹きつけ、毒蛇を使ってマノロを死者の国へと誘う。その頃、町が盗賊団に襲撃され、マリアの身に危険が迫っていた。

道路の両脇に青々とした田んぼが続く郊外の街に引っ越して来た、草壁正志(末岡拓人)母親の靖子(鶴田真由)と2人で、新しい生活を始めるのだ。本当は父(津田寛治)を亡くした寂しさでいっぱいの正志だったが、母を思いやり明るく振る舞っていた。元気に荷物を運ぶ正志は、新居となる団地の部屋に何者かの気配を感じる。翌日、転校先の小学校で説明を受けて帰宅した正志は、その正体と遭遇する。それは、くらげのような不思議な生き物だった。