観葉植物販売会社「サニープラント販売」で同僚の田口が自殺してからというもの、ミチの周辺では身近な人たちが次々と黒い影を残し姿を消していってしまった。 同じ頃、大学生の亮介は、”ウラヌス”というプロパイダでパソコンで噂で聞いていた「幽霊に会いたいですか」と問う奇妙なサイトにアクセスしてしまう。 次々と黒い影を残し消える人たち。不気味に変容しはじめる世界。亮介が思いを寄せていた春江も不可解な行動をとり始める。 赤いテープに囲われたアパートのドアを見つめて佇む作業員が何かをしてしまったことが始りのようだった。 親しいものたちが消えてゆき日常が崩壊していく中、ミチと亮介は出会い、共に逃避しようとするが寸前、亮介にも危険が及んでしまう。ミチはそれでも亮介を連れ、幽かな希望目指して船出するのだった。
明治末期。大徳寺雪雄は、大徳寺医院院長としての地位と名誉、そして若く美しい妻・りんに囲まれ、誰もが羨むような境遇にあった。ただ気掛かりは妻・りんが雪雄と出会う前に遭った大火事のせいで記憶喪失になっていることだった。やがて、そんな彼に次々と不幸が襲い掛かる。
ニューヨーク州バレービル。人口40人程の小さな町に“サタンの息子たち"を名乗るヒッピー集団がやって来る。町中で暴れまわる彼らに報復するため、少年ピートはミートパイに 狂犬の血を入れるが、それを食べたヒッピーたちは狂人と化し、仲間内で殺し合い、更には町の住人を襲い始める...。
和男 は、会社の同僚であるアキに想いを寄せている。そんなデートの最中、二人は突然何者かに襲われ見知らぬ地下室で目を覚ました。手足は拘束され、口には猿ぐつわ。完璧なる監禁、事態を飲み込むことができるハズもなく、ただただ恐怖におびえる二人の前に、医師の免許を持つ謎の男が現れた。「きみたち二人の愛に感動できれば解放するよ」と男は話す…。男は、二人に恥辱の限りを尽くし、そして命の限りの虐待を施す。それも彼らの愛情で感動を得る為だという。その地下室から、完璧なる監禁から彼らは脱出することができるのだろうか…。衝撃の結末が2人の行く末を阻む。
レストランで食事中リーの家族は錯乱したミラードに父、兄を殺されてしまう。 その後、ミラードは死刑になるがそれに気に食わなかったミラード母はリーが経営するパン屋にジンジャーブレッドの粉を送りつける。その粉でジンジャーブレッドを作るとなんと殺人モンスタージンジャーデッドマンが誕生してしまう・・・。