人生の後半にさしかかった3人の男たち。ささやかな罪から殺人に及ぶ重大な罪まで、さまざまな罪とそれにおののく彼らの姿を描きながら人生の不条理をも辛辣に考察しているドラマ。
ダン・ギャラガー(マイケル・ダグラス)は、ニューヨークの弁護士。彼は妻がいない間に、魅力的な女性アレックス・フォレスト(グレン・クローズ)と関係を持ってしまう。その情事が過ちだったと思い身を引いたダンは、全ては終わったと考えていた。だがアレックスは、彼自身や彼と過ごした時間を捨て去ることはできなかった。今日も、明日も、これから先もずっと……。彼の家庭を破滅させてまでも、彼女は執拗に彼を求め続けた。
NY。ペラム駅1時23分発の地下鉄が午後2時、男4人組にジャックされる。一味は先頭車両だけ切り離し、そこにいた19人を人質に。地下鉄運行指令室のガーバーは一味の一員、ライダーと名乗る男から交渉役に指名され、“1時間以内に100ドル札を1千万ドル分準備しないと1分遅れるたびに人質をひとりずつ殺す”と要求される。やがて警察は別件で収賄容疑があるガーバーを帰宅させてしまうが、ライダーはそれに激怒し……。
「GQ」などを発行するコンデナント社のイギリス人ジャーナリスト、トビー・ヤングが実体験をつづったノンフィクション小説を、「ショーン・オブ・ザ・デッド」のサイモン・ペッグ主演で実写映画化したラブコメディ。ゴシップ専門ジャーナリストとしてイギリスで冴えない日々を送っていたシドニーは、ニューヨークにある大手出版社の編集長から引き抜きの誘いを受ける。大喜びで渡米するシドニーだったが、編集部の洗練された雰囲気になじめず失敗ばかり。そんな中、編集長や同僚のアリソンと一緒にセレブのパーティに参加したシドニーは、そこで出会った美しい新進女優ソフィに一目ぼれする。
タクシー運転手のベルが、自慢の改造車でマンハッタンを流していると、NY市警のウォッシュバーンが乗り込んできて、街で頻発する銀行強盗団の追跡に巻き込まれてしまう。