キノとエルメスが訪れた国は、科学が発達した高い文明をもつ国だった。安定した環境の下、巨大なドームの中で暮らす国民達。一方、その国には、選ばれたエリートたちだけが暮らすことができる“開拓地”が存在していた。そこは、ドームの外で、実際の日光や土に触れることができるため、ドームに暮らす人々の憧れの地でもあった。キノとエルメスは、厳重な消毒を受け、ドームへと入る。そしてそこで一人の少女イナーシャと出会い……。

地球防衛組のように、地球の平和を守りたい――そんな夢を抱く、大桃タロウ、大地カケルたち極楽小学校5年3組のメンバー。クラス委員長の大空マイたちに冷ややかな目で見られながらも、日々、エルドランロボットや邪悪獣を研究し、来るべき日に備えていた。 そんなある日、宇宙からの侵略者「鬼界帝国オニガッシュマー」が襲来する。巨大戦艦で街を破壊し人々を恐怖に陥れる彼らにモモタロウたちはお手製の武器で対抗するが歯が立たず、大ピンチに陥ってしまった。 その時、光の戦士エルドランが現れた! エルドランはライジンオー、ガンバルガー、ゴウザウラーを操って、巨大戦艦を撃破したものの、反対に3体のロボットは封印され、またエルドラン自身も傷つき、消耗してしまう。 『頼んだぞ、地球の子供たち……』 その言葉と共に、エルドランはモモタロウたちに謎の水晶球「氣ビーダマ」を残して消滅した……。 怪獣ロボット「鬼界獣」によって、街は再び破壊されていく。自分たちの無力さに地団太を踏むモモタロウたち。その時、エルドランからもらった氣ビーダマが眩く輝いた! 極楽小の校舎や体育館が3体のロボットと作戦司令基地に変形。モモタロウ、マイ、カケルの3人は、それぞれ「テイオー」「クウオー」「リクオー」のコクピットに、残りのクラスメイトたちも司令基地に運ばれた。 エルドランから3体のロボットと、地球の平和を託されたモモタロウたち。彼らは新しい地球防衛組「ダンケッツ」として、凶悪な敵・鬼界帝国オニガッシュマーに立ち向かう――!