舞台は19世紀半ばのニューヨーク。移民同士の抗争で父を殺され、自身も投獄された少年アムステルダム。15年後、復讐のために素性を隠して、父を殺したギャング団に入り込む。しかし、そこで謎めいた女ジェニーと出会い、許されない恋に落ちてしまう……。

マンハッタンのウエスト・サイド。イタリア系の若者からなるジェット団と、プエルトリコ系の若者からなるシャーク団は不良グループ同士、町で顔を合わせればにらみあうという一触即発の関係だ。しかし、ジェット団のリーダー、リフの親友であるトニーは、シャーク団のリーダーであるベルナルドの妹、マリアと出会って、互いに一目惚れしてしまう。やがてリフとベルナルドがけんかした末、ひとりが命を落としてしまう事件がおこる。

湾岸戦争停戦後、偶然手に入れた1枚の地図が彼らの運命を変える。地図にはイラク軍が奪った金塊の隠し場所が載っていて……。砂漠に眠る財宝を探し求める痛快アクション・アドベンチャー。

1981年、NY。犯罪と暴力が氾濫するこの年に生き馬の目を抜くオイル業界で、クリーンなビジネスを信条にオイルカンパニーを築きあげた移民のアベルとその妻アナ。事業拡大のための土地購入の頭金として全財産を投入した直後、彼の成功を阻止しようとする何者かの手によって、集荷のオイルの強奪、脱税の嫌疑、家族への脅威・・・次々にトラブルがのしかかる。悪い噂は一気に広まり、ついに銀行から融資を断られ、信頼していた妻との間にも亀裂が。刻一刻と破産が迫るなか、孤立無援のアベルはトラブル解決のために奔走する。期限はわずか30日─。

『ボーン・アイデンティティー』のダグ・リーマン監督が、実在のスナイパーをモデルに描くサバイバルアクション。イラクの荒廃した村で戦うアメリカ軍狙撃兵・アイザックとマシューズ。足を撃たれたアイザックは、通信機で救助を呼び掛けるが…。

娘のサマンサの変死体がロサンゼルスの郊外で発見されたと知らされ、イギリスから駆け付けた傭兵のウォーカー。ところが、安置室でいざ遺体と対面した彼は、それが娘とは別人のものであることを知る。自らの手で事件の謎を解こうと、ウォーカーは、娘が勤めていたIT企業の会社社長シュースターのもとへ直談判に出掛けるが、相手は何も知らないと言い張るばかり。しかしシュースターこそ、殺人事件の黒幕にほかならなかった。