テレビ番組「クイズ$ミリオネア」に出演し、賞金を獲得したジャマールだったが、インドのスラム街で育った少年が正解を知るはずがないと不正を疑われ逮捕される。ジャマールになぜこれほどの知識があり、この番組に出演するに至ったのか。警察の尋問によって、真実が明らかになっていく。
19世紀のロンドン。貧しい人たちが暮らす施設で母親が亡くなった時に生まれた息子、オリバーは元気のいい少年に成長するが、飢えた子どもたちの心を代弁したために施設から追い出されてしまう。オリバーはすりの少年ドジャーと知り合い、彼の仲間に加わり、老紳士ブラウンローに初仕事を仕掛けるが失敗。だが、ブラウンローはなぜかオリバーのことを気に入る。やがてオリバーの親戚に関して意外な事実が明らかになっていく。
裕福な両親に愛され、何不自由ない生活を送っていた、ヴァイオレット、クラウス、サニーというボードレール家の3きょうだい。ところが自宅が火事で全焼して両親は命を落としてしまう。両親からの巨額な遺産は、ヴァイオレットが成長するまで使えず、3人は遠縁にあたるオラフ伯爵のもとに引き取られることとなる。3人が、伯爵が彼らが受け取れるはずの遺産を付け狙っていると気付く一方、伯爵は3人を亡き者にしようとたくらむ。
1930年代、大恐慌下のアメリカ。身寄りのない少女アニーは、児童養護施設に暮らしながら、いつか両親が迎えに来ることを信じていた。そんなある日、施設に大富豪ウォーバックスの秘書というグレースが現われる。ウォーバックスは、世間から金の亡者と批判されがちな悪いイメージを改善するため、週末に施設の子どもをひとり屋敷に招こうというのだ。グレースは、一目見るなり気に入ったアニーを招待客に選ぶ。
クマのバルーとヒョウのバギーラに見送られ、人間の村にやって来た少年モーグリは、美しい少女シャンティや新しい家族に囲まれ、幸せだけれど少し窮屈な毎日を送っていた。そんなある日、モーグリ恋しさにクマのバルーが村に顔を出す。森でののんきな暮らしが懐かしくなったモーグリは、バルーと一緒にジャングルへと向かうが、モーグリを追ってシャンティと弟ランジャンがジャングルに迷い込んでしまう。そこには、あの人間を襲う恐ろしいトラ、シア・カーンが待ち受けていた。