舞台は近未来。凶悪化する暴走族の犯罪が問題となり警察も武装化が進んでいた。特殊警察「M.F.P.(Main Force Patrol)」の所属警官マックス・ロカタンスキーはある日追跡中の暴走族ナイトライダーを追い詰め事故死させてしまう。これが元でトーカッター率いるグループのターゲットとして狙われてしまう。親友グースや家族までもを無残な殺され方をされ、全てを奪われたマックスの復讐が今始まる。

1959年、マサチューセッツ州レキシントンのとある小学校では創立記念日を迎えようとしていた。この小学校の生徒の一人、ルシンダの提案が評価され、みんなでタイムカプセルを埋めることになる。それぞれが思い思いに描いた『絵』をその中に閉じ込めて。50年後、それは予定通り掘り起こされた。この小学校に通う少年ケイレブは、不可解な数字で埋め尽くされた一枚の紙を持ち帰ってきた。彼の父親で宇宙物理学教授のジョンは、そこに記された数字の羅列が過去50年とこれから先に起きる未来の出来事を予言したものだと気づく。

1981年に製作され今なお根強い人気を誇るジョン・カーペンターの近未来SFアクション「ニューヨーク1997」の15年ぶりの続編。大地震によって島と化した2013年のロサンゼルス。狂信的な大統領以下、公安の罠にはまり、過激派グループによって盗まれたエネルギー兵器の奪還任務につくスネーク。だが単身乗り込んだLA島は狂気と暴力の渦巻く魔窟であった……。

舞台は最終戦争後の、暴力と疫病が支配するアメリカ。戦士ギブソン(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)は、疫病の治療法を記憶させたチップを埋め込んだ女サイボーグ、パール(デイル・ハドン)の護衛を頼まれることに。しかし彼女は、世界支配をもくろむフェンダー一味にさらわれてしまう。そしてフェンダーこそは、ギブソンの恋人を虐殺した憎き敵でもあった…。

「ゴジラ」から伝統が続く東宝特撮と、「機動戦士ガンダム」などのアニメ制作会社サンライズのタッグが話題を呼んだSFロボットアクション。ミニチュア特撮ならではの味を重視した川北紘一特撮監督の演出はCGが重視される21世紀にカルト的評価を高めた。「マクロス」シリーズなどに参加してきた河森正治によるメカデザインも秀逸。 西暦2025年、太平洋上の無人島8JOに設置された全自動ロボット工場を制御する巨大コンピューター「カイロン5」は突如、人類に宣戦布告。人類は鎮圧のため自動可変戦闘ロボット「ガンヘッド」大隊を投入。長い戦いの末、カイロン5を守護する「エアロボット」にガンヘッド大隊は全滅。カイロン5は勝利を宣言するとその活動を停止した。 それから13年後、コンピューターチップを狙うトレジャー・ハンター“Bバンガー”の一団が、カイロンタワーの屋上に侵入するが、カイロン5の命で連邦政府の研究所から超伝導物質テキスメキシウムを奪って逃亡してきたバイオドロイドにより、彼らは青年ブルックリンを残して抹殺されてしまう。生き残ったブルックリンと、バイオロイドを追って8JOにやってきたテキサス・エア・レンジャーの女レンジャー・ニムは、カイロン5の陰謀を阻止すべく、破壊され破棄されていたガンヘッド507号機を有人型に修復し、カイロン5とそれを守るエアロボットに戦いを挑む…。