1947年、シカゴ。ポーランド系移民の若き野心家レナード・チェスの経営するクラブでは黒人ミュージシャンたちがライブ演奏を行っていた。その中の一人、ギタリストのマディ・ウォーターズは陽気なハーモニカ奏者リトル・ウォルターと組んだ新しいバンド・スタイルで評判を呼んでいた。チェスはさっそくマディにレコーディングの話を持ちかける。やがて彼らの歌声は人種の壁を突き崩し、ついにラジオからも流れ始める。その後も、チャック・ベリーやエタ・ジェイムズら所属アーティストがヒットを飛ばし、その度にチェスは彼らに成功の証としてキャデラックをプレゼントするのだった。

もうすぐクリスマスなのに盛り上がらないのは今年はパパが家を出てしまったから。ガッカリしていたケビンは、パパの新恋人ナタリーの家でクリスマスを過ごすことにする。彼女は大資産家、広大でゴージャスなハイテク仕様の御殿に住んでいた。しかも、クリスマスにはロイヤルファミリーの王子様がやって来るのだという。しかし、王子の誘拐を企む悪党が敷地内に侵入、夢のハイテク御殿は戦場になった。