名優ジェームズ・キャグニーの狂気的な演技が光るギャング・アクションの傑作。ラオール・ウォルシュ監督の名演出で、ギャング映画やフィルムノワールの古典となった作品。 冷酷非情なコーディ・ジャレット率いるギャング団は、列車強盗に成功し大金をせしめる。だが、警察の捜査から逃れるため、コーディはやむを得ず自らも軽犯罪で自首して刑務所に服役することに。しかし、彼を追う財務省は、潜入捜査官のハンクを囚人に仕立て刑務所へ送り、コーディに近づける。そんな中、妻バーナと部下のエドの裏切りで、最愛の母親が殺害されたことを知ったコーディは、ハンクを連れて刑務所を脱獄するが…。
私立探偵のマイク・ハマーはある夜、クリスティナという女を拾い自分の車に乗せたが、突然3人の男に襲われて意識を失う。 気がつくと、マイクは病院のベッドに寝かされていた。秘書のヴェルダによると、マイクはクリスティナと車もろとも川に落とされ、クリスティナは死んだという。背後に何かがあると感じたマイクは、クリスティナの身辺を洗い始める。
ギャングのボスから大金を巻き上げた男が殺された。刑事はボスが罪を着せようとする容疑者を拷問の末、殺してしまい死体を隠してしまうが……。
監察ににらまれる中、陰謀に巻き込まれて崖っぷちの汚職刑事。だが、事件の鍵を握る少女と出会い、その反抗的な態度に手を焼きつつも2人で真相を追い始める。