行方不明の少女を探すためにスコットランド本土からサマーアイル島へやって来た警官。だが人々は少女の存在を否定し、何かを隠しているような素振りを見せる。警官はやがてこの島を支配している異様な古代宗教に行き当たるが……。因習深い地に足を踏み入れた余所者が次第に取り込まれていく恐怖を描いたスリラー。

イタリアの鬼才ルッジェロ・デオダートが、食人族の恐怖をファウンドフッテージ・モキュメンタリー形式で描いたホラー映画。その情け容赦ない残酷描写から世界各国で上映禁止やフィルム没収、ビデオ発売中止騒動など物議を醸した一方、カルト的作品として語り継がれている一作。 ドキュメンタリー撮影のため南米アマゾン奥地の「グリーン・インフェルノ」と呼ばれる秘境を探索していたアメリカ人男女4人組が消息を絶った。現地へ向かった救助隊は未開のジャングル奥地で食人族の村にたどりつき、白骨化した遺体を発見。持ち帰った撮影済みフィルムを確認すると、そこには想像を絶する地獄絵図が記録されていた。

ハンニバルはリトアニアで名門貴族の子息として生まれた。1944年、戦争で両親を失った彼は、妹ミーシャとふたりで隠れ家で暮らし始める。しかしある日、脱走兵たちにミーシャを殺され、ハンニバルは心を閉ざしてしまう。8年後、叔父を頼りにフランスへ向かったハンニバルは、叔父の日本人の妻レディ・ムラサキに迎え入れられる。ハンニバルは彼女のもとで高等な教育を受けるが、その一方で心の中に眠る残虐性を目覚めさせる。