野心に満ちあふれた貧しいアメリカ人青年トム・リプリーは、訪れたイタリアで、退廃的な生活を送るディッキーに出会う。ディッキーとともに夢のような生活を享受するようになるトムだったが、やがて悲劇が……。

ソウルを流れる大河の漢江に、謎の怪物“グエムル”が現れ、次々と人を襲う。河川敷で売店を営むパク家の長男カンドゥの中学生の娘、ヒョンソも怪物にさらわれてしまう。カンドゥは妹ナムジュらとともに病院に隔離されていたが、携帯電話に娘からの連絡が入ったことから一家で脱出を試みるが……。

ロサンゼルス市警の刑事リッグスとマータフは、次々と街を破壊する完全武装した男が出現したため現場へ急行しリッグスの大立ち回りで解決する。事件から9か月後、2人は探偵となったレオと釣りに出かけ、不審な大型船と遭遇し船に乗り込むと船員との格闘となり船は座礁するが中国の密航船である事が判明する。密入国者が次々と連行されていく中、マータフは避難用ボートの中に隠れていたホン一家を発見。同情したマータフは違法と知りながら彼らを自分の家にかくまう。そんな時、ロス市警は2人の「壊し屋」のせいで保険を打ち切られたため、マーフィー警部は苦肉の策として2人を警部に昇進させ、デスクでおとなしくさせようとする。

ハーバード大学の宗教象徴学者ラングドン教授は、数日分の記憶を失った状態で、フィレンツェの病院で目を覚ます。謎の襲撃者に狙われたラングドンは、美しい女医シエナ・ブルックスに助けられて病院を脱出。何者かから追われる身となったラングドンとシエナは、生物学者ゾブリストが人類増加問題の解決策として恐ろしい伝染病を世界に広めようとしていることを知る。そしてゾブリストが詩人ダンテの叙事詩「神曲」の「地獄篇」になぞらえて計画を実行していることに気づき、阻止するべく奔走する。

「インシディアス」「パラノーマル・アクティビティ」シリーズなどを手がけてきたジェイソン・ブラムが製作、「ソウ6」「ソウ ザ・ファイナル 3D」のケビン・グルタート監督がメガホンをとったホラー。 事故によって、愛する夫と身ごもっていた子供が亡くなってしまったジェサベル。絶望に打ちひしがれる中、彼女は父が暮らしている家へと戻る。亡き母が自分のためにと残していたビデオテープを見つけ、それを再生しては母娘の懐かしくて楽しい思い出に浸っていたジェサベル。しかし、ビデオ内で母が予言していた不吉な出来事が実際に起こるようになる。次第に恐怖に駆られていく彼女だったが、その原因として過去のある事件が浮かび上がってきて……。