恋愛小説「ミザリー」シリーズのベストセラー作家ポールは純文学に転向しようと、シリーズの主人公の女性ミザリーの死をもってシリーズを完結させる。山中のロッジで私小説第1作を書き上げた彼は吹雪の中、家路を目指すが、車は事故に遭い、彼も重傷を負う。そんなポールは近くに住む元看護師アニーに救われるが、彼女は「ミザリー」の熱狂的ファン。彼を手厚く看護してやるが、出版された「ミザリー」最終刊を読むと豹変する。

15年前に実の姉を殺害した少年マイケルが、収容されていた精神病院から脱走して故郷に向かった。万聖節の夜、子守をするはめになった女学生ローリイ(カーティス)は白塗りの不気味な仮面をつけた男の姿を目にする。そのころマイケルの担当医ルーミス(プレザンス)もその地ハドンフィールドに到着していた……。

世界各地で原因が判らぬまま死体が蘇り、生きている人間を襲って食べる現象が蔓延し次第に社会は大混乱していく。アメリカ地方テレビ局のスティーブンとフランはこの状況から都市部を脱出する事にした。友人のSWAT隊員ロジャーと同僚ピーターと共にヘリコプターで人の少ない田舎を目指すが、途中孤立したショッピングモールに立ち寄る。何でもそろっているショッピングモールは隔離して中のゾンビを駆除してしまえば安全と思われ、出入り口を閉鎖し快適な空間へ作り変えていく。そんな中、暴徒と化した暴走集団がショッピングモールに目をつけ襲撃してくる。暴動集団の無計画な襲撃をやり過ごす中、ゆっくりとだが群がるゾンビが彼ら人間を確実に取り囲んでいく。

『スクリーム』シリーズで知られるウェス・クレイヴンが、ホラー映画監督としてその名を轟かせた80年代を代表する傑作ホラーシリーズの第1弾。 女子高生ナンシーは、鋼鉄のかぎ爪を着けた殺人鬼の悪夢に悩まされていた。同じ夢を見るという親友ティナが惨殺され、さらに夢の中で殺人鬼に襲われた傷跡が現実でも身体に残っているなど、不可解な事件の連続に、ナンシーは心身共に衰弱してゆく。やがて母から過去にフレディという児童連続殺人犯を街の大人たちが処刑した事実を知らされ、殺人鬼の存在を確信。彼女はフレディと対決するため、自ら夢の中へ潜り込んでゆく。

核戦争から15年後、荒廃したパリに一軒だけ建つ精肉屋デリカテッセン。その上にあるアパートに、元ピエロの青年ルイゾンが引っ越してくる。そこには、不気味な店主とクセのある住人たちが住んでいた。

ある男を探してゲイクラブへ押し入る2人組。彼らは男を見つけ出すと凄惨な暴力を加える。発端はあるパーティの夜。マルキュスは会場に残り婚約者アレックスを一人で帰してしまう。その直後、アレックスはレイプに遭い、激しい暴行を受けてしまうのだった。自責の念に駆られるマルキュス。彼は友人でアレックスの元恋人のピエールとともに犯人探しを開始する。やがて、女装ゲイ、ヌネスを探し出した2人は、ヌネスからついにテニアという男の名を聞き出すのだった…。<邦題はモニカ・ベルッチ演じる主人公の名前。原題は「ひっくり返せない、不可逆、取り返しがつかない」を意味するフランス語で、いくつかの文字が裏返されている。シークエンスは後に起こったものが先にあり、時系列的には最初のシーンがラストに示される。また、エンドロールが冒頭で逆回しされ、クレジットの文字R/E/Nが鏡文字となっている。およそ9分にわたるレイプシーンの描写は評価がわかれた。>

看護師アナは夫と暮らすがある朝、怪物のように変貌した隣家の娘に襲われ、夫は命を奪われる。しかも夫は直後、怪物のようになって生き返る。同じころ町では原因不明だが、次々に死者たちがゾンビになってよみがえり、市民を襲っていた。家を後にしたアナは麻薬の売人アンドレなどの生存者たちと出会いながら、あるショッピングモールに到着。モールにはゾンビたちも侵入できず食料も十分だったが、そこもゾンビの群れに襲われる。

スゴ腕スタントマンのマイクは、愛車“デス・プルーフ”に乗り、美女をナンパしては死のドライブに誘っていた。ある日マイクは、テネシー州で豪快なスタントライドを楽しむ3人の女性たちに目をつける。いきなり車をぶつけ、しつこく追い回すマイクにキレたゾーイたちは、決死の猛反撃に挑む。

ハロウィンの夜、白いマスクをかぶった少年マイケル・マイヤーズ(ダエグ・フェアーク)は、姉のほか3人を惨殺。精神病院でルーミス医師(マルコム・マクダウェル)の治療を受けることになる。しかし、17年後のハロウィンの日、病院を脱出したマイケルは再び白いマスクを手に取り、恐怖の殺人鬼と化す。 1978年に公開された同名のホラー映画のリメイクであり、「ハロウィンシリーズ」の第9作目。ロブ・ゾンビ監督による「再映画化」は、ジョン・カーペンター監督のオリジナル作品の前提を踏襲しており、ハロウィンの夜にマイケル・マイヤーズがローリー・ストロードとその友人たちにつきまとう設定。

3人のバックパッカーは、彼らを待ち受ける地獄の見当もつかず、快楽主義的な期待に応えることを約束するスロバキアの街に向かう。