カリフォルニア州に住むミラー判事(ブラッドリー・ウィットフォード)のもとで暮らしていた雑種犬のバックは、4歳のときにさらわれて売り飛ばされ、そり犬として働いていた。その後再び売られて厳しい環境で重労働を強いられていたところを、一人で旅をしていたソーントン(ハリソン・フォード)に助けられる。世話をされるうちに、ソーントンとの間に信頼と友情が芽生え、彼らは地図にない地を目指す冒険に出る。

黒ずくめのスーツとマントを身にまとい、奇抜な武器を自在に操りながら西部の町を渡り歩く、謎めいた流れ者の一匹狼サルタナ。ある町でならず者たちを退治した後、自ら出頭して逮捕された彼は、先にそこに収監されていたフルとともに脱獄してしまう。サルタナは、賭博場から消えた50万ドルの大金の隠し場所をフルから聞き出そうとするが、悪徳保安官や山賊一味など、同じ大金の行方を追う欲深い連中はほかにも大勢いて……。