徳川5代将軍・綱吉の泰平の御代、赤穂浪士たちが吉良上野介を仇討ちするかどうかに関心が集まっていた元禄15年。父親の仇討ちのため、郷里を後にした若侍、青木宗左衛門の江戸暮らしも半年を過ぎ、庶民の町での生活もすっかり板についていた。いつしか自宅の向かいに住む夫を亡くした女性、おさえに恋心を抱くようになった彼だが、実は武士とは名ばかり。剣の腕前がからっきしだめなことが長屋の面々にも知れ渡ってしまう。

ケヴィン・スペイシーが製作と主演を二役をこなしたシニカルなブラック・コメディ。アメリカの映画界を舞台に、映画会社の重役の下で散々にこき使われながらも成功を信じて働く主人公・ガイを描く。