1936年。シカゴの下町で、詐欺師の3人組が通り掛かりの男をヒッカケて金をだまし取る。しかし彼らが手にしたその金は、いつもとは段違いの思わぬ金額だった。悪い予感は的中。その金は、ニューヨークの大物ロネガンの手下が、賭博の上がりをシカゴへ届ける為の金だったのだ。怒った組織は、仲間の一人であるルーサーを殺害する……。

レジーナは友人とのスキー旅行の途中で離婚を決意するが、帰宅すると夫は死んでいた。さらに、夫が戦時中に3人の男と軍資金を横領したあげく、仲間をだましていた事実が発覚する。3人から脅迫を受けるはめになったレジーナは、旅行で知り合ったピーターに助けを求めるが……。

快晴のシカゴ。サボりの常習犯である高校生フェリスはこの日、仮病でズル休みすることに。そして、彼の姉や校長をイラ立たせ校内も騒然とする中、フェリスは病欠している金持ちの親友キャメロンを誘い、車で街へと繰り出していく。さらにはフェリスのガールフレンドも学校から誘い出すことに成功。こうして3人は、パレードに飛び入りしてはロックを歌い踊るなど、休日を存分に楽しむのだった。だが一方、フェリスの自宅では、校長や姉がそれぞれフェリスの仮病を暴こうと待ち構え、まだ何も事情を知らない両親も帰宅しようとしていた…。

ロンドンのとある刑務所を出所したチャーリーは、ボスであるブリッジャーの指示により、トリノで400万ドルの金塊を手に入れる計画を立てる。 手練の泥棒仲間たちに加え、コンピュータの第一人者であるピーチ教授を仲間にしたチャーリーたちは、一路イタリアへ向かった。そして、当時のイギリスの象徴とも言うべき、赤、白、青のユニオンジャックカラーの小型車、ミニMK-Iが3台、作戦のためにトリノに送り込まれた。トリノの街は、イタリア警察のアルファロメオと、ミニのカーチェイスが展開されることになる――。

人間の血が好物の吸血植物をめぐる大騒動をミュージカル風のコメディに仕上げた。もとはロジャー・コーマンの監督作だが、これは86年のリメイク作。出演はリック・モラニス、エレン・グリーンら。

「GQ」などを発行するコンデナント社のイギリス人ジャーナリスト、トビー・ヤングが実体験をつづったノンフィクション小説を、「ショーン・オブ・ザ・デッド」のサイモン・ペッグ主演で実写映画化したラブコメディ。ゴシップ専門ジャーナリストとしてイギリスで冴えない日々を送っていたシドニーは、ニューヨークにある大手出版社の編集長から引き抜きの誘いを受ける。大喜びで渡米するシドニーだったが、編集部の洗練された雰囲気になじめず失敗ばかり。そんな中、編集長や同僚のアリソンと一緒にセレブのパーティに参加したシドニーは、そこで出会った美しい新進女優ソフィに一目ぼれする。