人気SFアニメ「マクロス」シリーズの7作目として2016年に放送されたテレビアニメ「マクロスΔ(デルタ)」の劇場版。前作「マクロスF(フロンティア)」から8年後を舞台に、人々を狂暴化させる謎の病「ヴァールシンドローム」を歌の力で鎮める戦術音楽ユニット「ワルキューレ」と、彼女たちを護衛するバルキリー部隊「Δ小隊」の面々が繰り広げる戦いや恋と友情を描いたテレビシリーズのその後を、完全新作で描く。西暦2068年、銀河辺境のウィンダミア王国と新統合政府の間に起こった紛争は、ハヤテやミラージュの所属する「Δ小隊」の活躍、そして戦術音楽ユニット「ワルキューレ」の歌の力により鎮静化した。ワルキューレは故郷のウィンダミアで停戦記念のライブを開催することになるが……。監督・原作はテレビシリーズに続き、「マクロス」シリーズには初期から数多く携わっている河森正治が務める。「マクロスF」の新作短編アニメ「劇場短編マクロスF 時の迷宮」が同時上映。

第2次世界大戦時にナチスドイツの強制収容所に入れられたユダヤ人の青年が、自身をペルシャ人と偽り、架空のペルシャ語のレッスンを行うことで生き延びていく姿を描いた戦争ドラマ。 第2次世界大戦中、ナチス親衛隊に捕まったユダヤ人青年のジルは、自分はペルシャ人だと嘘をついて処刑を免れ、一命を取り止める。しかし、そんなジルに、将来イランのテヘランで料理店を開きたいという夢を抱くナチス将校のコッホ大尉が、ペルシャ語を教えるよう命じてくる。とっさに自ら考えたデタラメの単語をペルシャ語と偽って披露したジルは、コッホ大尉の信用を取り付けることに成功するが、その後も偽のペルシャ語レッスンを続けることになり……。 監督は「砂と霧の家」で知られる、ウクライナ出身のバディム・パールマン。主人公のユダヤ人青年ジルを「BPM ビート・パー・ミニット」のナウエル・ペレーズ・ビスカヤート、ナチスのコッホ大尉役に「約束の宇宙(そら)」のラース・アイディンガー。

19世紀アメリカ、ネブラスカ。小さな集落で暮らす独身のメアリー(ヒラリー・スワンク)は、病で豹変した3人の女性をアイオワの教会まで連れて行く役目《ホームズマン》に立候補する。そしてその直後、彼女は木に吊るされた悪党ブリッグス(トミー・リー・ジョーンズ)に遭遇、処刑寸前だった彼を、旅に同行することを条件に助け出した。こうして始まった、孤独な女と大悪党の、約400マイル(650km)の長い旅。しかし、彼らを待ち受けるのは、地獄と形容され生きて帰ることもままならない最も危険な荒野だった!過酷な気候、狂暴な先住民、そして命を狙う盗賊たち…。2人は無事にこの任務を全うすることができるのか!? 日本では劇場未公開で、2016年に京都ヒストリカ国際映画祭で『ホームズマン』のタイトルで上映された。