黒澤明監督自身が見た夢をベースに、時に美しく、時に残酷な8つの物語がオムニバス形式でつづられ、豊潤なイメージ世界が描かれる作品。きつねの嫁入りを見た少年の話「日照り雨」。花吹雪の中、人形たちが舞い踊る「桃畑」。戦争で生き残った男が体験する不可思議な物語「トンネル」。ゴッホが絵画の世界に入り込んだ「鴉(からす)」。原発の恐怖を描いた「赤富士」など、8つの物語が、時に美しく、時に残酷にオムニバス形式でつづられていく。黒澤監督の豊潤なイメージ世界を堪能できる作品。
心がほっとあたたまるショートムービー集。『虹とシマウマ』、『ニケとかたつむり』、『アリと恋文』、『王様と羊』の4作。東宝シンデレラたちの初主演作。
エドガー・アラン・ポーの原作を三部作として、ロジェ・ヴァディム、ルイ・マル、フェデリコ・フェリーニといった監督がそれぞれの個性とスタイル生かして作ったオムニバス映画。
「情事」「欲望」のミケランジェロ・アントニオーニ、「花様年華」「ブエノスアイレス」のウォン・カーウァイ、「セックスと嘘とビデオテープ」のスティーブン・ソダーバーグが、愛とエロティシズムをテーマにそれぞれの作品を撮り上げたオムニバス。カーウァイ監督の「若き仕立屋の恋」(トニー・レオン、コン・リー主演)、ソダーバーグ監督の「ペンローズの悩み」(ロバート・ダウニー・Jr.、アラン・アーキン主演)、アントニオーニ監督の「危険な道筋」(クリストファー・ブッフホルツ主演)の3編で構成される。