黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンの伝記ドラマ。白人の世界だったメジャーリーグに飛び込み、偏見や差別に屈することなく奮闘した彼の姿を描く。1947年、ブルックリン・ドジャースと契約を交わし、黒人初のメジャーリーガーとしてデビューしたジャッキー・ロビンソン。人種差別の激しかった当時、チームメートや他球団の選手、マスコミや民衆からの汚いヤジや数々の仕打ちに耐えながら、黙々とこん身のプレーを続けるジャッキーの姿に、周囲は心を動かされていく…。

目が覚めると、そこは1945年の日本。 初めて愛した人は、特攻隊員でしたー。 親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの高校生の百合(福原遥)。 ある日母親の幸恵(中嶋朋子)と喧嘩をして家出をし、近所の防空壕に逃げ込むが、朝目が覚めるとそこは1945年の6月…戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上恒司)に助けられ、鶴屋食堂に連れていかれる百合。そこでツル(松坂慶子)や千代(出口夏希)、彰と同じ隊の石丸(伊藤健太郎)、板倉(嶋﨑斗亜・Lil かんさい/関西ジャニーズJr.)、寺岡(上川周作)、加藤(小野塚勇人)に出会う中で、彰の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく百合。 だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だったー。

イギリスの情報機関、MI6ですご腕のスパイとしてその名をとどろかすロレーン・ブロートンに、新たな指令が下される。それは、何者かに奪われた最高機密クラスのリストを取り戻すというもの。ベルリンを訪れたロレーンを待ち受けていたのは、世界各国のスパイだった。すさまじい争奪戦の中、ロレーンは超人的な戦闘能力を発揮しながら立ちはだかる敵を倒す。

初老にさしかかったエリート階級の夫婦の危機を描いたヒューマン・ドラマ。イヴァン・S・コネルの原作の映画化で、脚本はルース・プアラー・ジャブヴァーラが執筆。製作はイスマイル・マーチャント、監督はジェームズ・アイヴォリー、撮影はトニー・ピアース=ロバーツ、音楽はリチャード・ロビンズ、編集はハンフリー・ディクソン、美術はデイヴィッド・グロップマンなど。

太平洋戦争末期、長引く戦争に終止符を打つべく、原爆の輸送という極秘任務に従事した米海軍巡洋艦の大勢の乗組員たち。当初の任務を無事達成した直後、日本軍の魚雷攻撃によって同艦はあえなく沈没。その後の5日間にわたる海上漂流生活の間に、飢えや渇き、サメの襲撃により、さらに多くの者が命を落とすなど、彼らは過酷な試練に次々と直面することなる。