アーネスト・ヘミングウェイによる同名小説の映画化作品で、アカデミー賞の「短編アニメーション賞」を受賞。監督はロシアのアニメ作家、アレクサンドル・ペトロフ。29,000枚ものガラス板に絵を描いて重ねた、迫力の映像が繰り広げられる。老人の声を俳優の三國連太郎が演じたことでも話題になった。キューバの漁村に住むひとりの老いた漁師・サンチャゴの悩みは、84日間何も釣れていないことだった。しかし85日目、ついに巨大なカジキが餌にかかる。彼は強大な力を持つ魚と戦いを続けるが…。

子供の頃から川を挟んで向かい合わせの家に住んでいる、おさななじみの千代子と怜人。 小学校、中学校、高校と、二人の関係性はずっと友達以上恋人未満の“平行線”。 学校には一緒に登下校し、それぞれの部屋の窓から紙飛行機を飛ばしてメッセージをやりとりし、夜は2階のお互いの部屋で窓越しに夜な夜な話す。そんな日々。 けれども2月、バレンタインデー直前に千代子の引っ越しが決まる。 ずっと一緒にいて、なんでも話してきた二人がひとつだけ言えなかったこと。それは───